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ツールの数字や設定が保存される場所と、OBSで別になる理由
カウンターの数を数えて、OBSを閉じて、開き直したら、数字が残っていた。あるいは、残っていなかった。このサイトのツールは、保存の仕方が、ツールごとに違います。この記事では、保存される仕組みと、どのツールが、何を保存するのかを、一覧にまとめます。
保存の仕組み
ブラウザには、ページが、小さなデータを、パソコンの中に残しておくための、保存領域があります。「ローカルストレージ」と呼ばれるものです。このサイトのツールで、数字や、入力した項目が残るのは、この領域に、書き込んでいるからです。通信はしていません。書き込まれたデータは、そのパソコンの、そのブラウザの中にだけ、あります。
この保存領域は、「どのアドレスのページが書いたか」ごとに、分けられています。たとえば、「kamitool.com」のページが書いた内容は、別のサイトからは、読めません。同じツールでも、アドレスが違えば、別の保存場所になります。
ふだんのブラウザと、OBSの中は、別の保存場所
OBSのブラウザソースは、OBSの内部の、小さなブラウザで動いています。ふだん使っている、ChromeやEdgeなどとは、別のものです。そのため、保存領域も、別々です。ふだんのブラウザで、カウンターを、3まで数えても、OBSの中のカウンターは、0のままです。逆も同じです。
この違いが、配信前の確認で、混乱のもとになります。「設定は、ふだんのブラウザで、済ませたのに、OBSで開いたら、初めの状態に戻っている」という場合は、ほとんど、この仕組みが原因です。設定を、OBSの中に、反映させるには、設定パネルでコピーしたURLを、OBSのURLの欄に貼る方法が、確実です。ただし、数字のような、「使っている途中の値」は、URLには、入らないものがあります(次の一覧を見てください)。
ツールごとの保存の有無
各ツールの、保存の挙動を、プログラムの内容から、確かめて、まとめました。
| ツール | 保存されるもの | 保存されないもの |
|---|---|---|
| マルチカウンター | 数えた数(3つ) | - |
| 目標カウンター | 今の数 | -(設定は、URLに入る) |
| 二択カウンター | 左右の数 | - |
| プレイ中バナー | なし | デス数(URLに入っていた数に戻る) |
| 配信用ビンゴ | 付けた印 | - |
| くじ引き・参加者抽選ルーレット | 引いた結果、当選の記録 | - |
| トークテーマガチャ | 自分で書いたお題のリスト | - |
| 星取り表 | 名前、点灯している星の数 | - |
| 歌枠セットリスト管理 | 曲のリスト、いまの曲の位置、歌った印 | - |
| 順番待ちボード | なし | 待機の人の名前、呼び出し済みの人数 |
| 告知ティッカー、待機画面、離席中画面、マイク音量メーター、配信開始カウントダウン | なし(設定は、URLの中にあります) | - |
「保存されるもの」の列にあるツールは、OBSを閉じても、開き直せば、同じ環境で、続きから使えます。ただし、ふだんのブラウザと、OBSの中では、別々に保存されます。
「URLに入る」設定と、「保存される」値の違い
設定パネルで決める、文字や色の設定は、URLの末尾に、書き込まれる作りのツールが、多くあります。これを「URLに入る設定」と呼びます。この設定は、URLを貼れば、どこでも、同じ見た目になります。
一方で、「保存される値」は、使っている途中で変わる値です。カウンターの数、ビンゴの印、くじの結果などです。これは、URLには入らず、ブラウザの保存領域に、書き込まれます。URLだけを、別のパソコンに持っていっても、この値は、ついてきません。
例外もあります。プレイ中バナーのデス数は、保存されません。そのかわり、設定パネルで、URLをコピーしたときの数が、URLに入ります。目標カウンターは、今の数が、保存される側で、URLをコピーしても、数は入りません。ただし、URLの末尾に、自分で「cur=50」のように書くと、その数から始められます。
数字を、確実に引き継ぐ方法
- 配信の前に、OBSの画面で、数字が、思った値になっているかを確かめる
- 数字が、大事な場合(登録者の数、通算の数など)は、配信の終わりに、紙やメモに、控えておく
- OBSの設定を、作り直す場合は、控えた数を、設定パネルの「初期値」や「今の数」の欄に、入れ直す
数字は、ブラウザの閲覧データを消す操作でも、消えます。パソコンの掃除ソフトが、ブラウザのデータを、消すこともあります。長く残したい数字ほど、控えを、別に持っておくほうが、安全です。
保存を、消したいとき
多くのツールには、保存された値を、消すボタンがあります。「初期設定に戻す」「印を全部消す」「引いた記録を消す」「今の数を0に戻す」などです。名前は、ツールごとに違うので、各ツールのページで確かめてください。キーボードで消せるツールもありますが、押し間違いを防ぐために、2回続けて押す作りが、多いです。
まとめ
数字や設定が残るのは、ブラウザの保存領域に、書き込んでいるからです。保存場所は、アドレスごと、ブラウザごとに、別々です。OBSの中のブラウザと、ふだんのブラウザは、別なので、配信の前に、OBSの画面で、確かめてください。URLに入る設定と、保存される値の違いを、知っておくと、引き継ぎで迷いません。
保存の安全面と、プライバシー
ブラウザの保存領域に書き込まれた内容は、そのパソコンの、そのブラウザの中にだけ、あります。このサイトの運営者が、見ることはできません。サイトのサーバーに、送られることも、ありません。たとえば、順番待ちボードに入れた名前、くじ引きの項目、歌枠セットリストの曲名は、すべて、そのパソコンの中だけで、扱われます。
ただし、同じパソコンを、複数の人が使っている場合は、同じブラウザの保存領域が、見える状態になります。人の名前を、入れるツール(参加者抽選ルーレット、順番待ちボード)は、使い終わったら、「記録を消す」を押すか、ブラウザの閲覧データを消すと、安心です。配信用のパソコンを、人に貸すときも、同じ注意が、必要です。
数字が消えました。理由は何ですか?
主な理由は3つです。ブラウザの閲覧データを消した、保存先の違うところで開いた(ふだんのブラウザとOBSの中、ファイルとURL)、リセットのボタンを押した、のいずれかです。数字が大事な場合は、控えを、別に持っておいてください。
保存された数字を、別のパソコンに移せますか?
無料版のツールには、数字を、書き出す機能がありません。別のパソコンでは、設定パネルの「初期値」や「今の数」の欄に、数字を、手で入れ直します。
保存をオフにできますか?
無料版では、オフにできないツールが、ほとんどです。保存されたくないときは、使い終わったあとに、「記録を消す」ボタンを、押してください。
URLに、数字が入るツールと、入らないツールがあるのは、なぜですか?
設定(文字や色)は、URLに入れて、持ち運べるようにしています。数えている途中の数字は、URLには、入れません。URLに入れると、数えるたびに、URLが変わり、OBSの設定が、そのつど、変わってしまうためです。
OBSを再インストールすると、数字は消えますか?
消える場合があります。OBSの中のブラウザの保存領域は、OBSの設定フォルダの中に、置かれています。設定フォルダを、残して、バックアップしてあれば、残ることもありますが、確認していません。
ブラウザの閲覧データを消すときの、注意
ふだんのブラウザで、「閲覧データの消去」を行うと、そのブラウザの中に、保存されていた、ツールの数字や設定も、一緒に消えることがあります。ただし、OBSの中のブラウザは、ふだんのブラウザとは、別なので、ふだんのブラウザの、閲覧データを消しても、OBSの中の、数字は、消えません。逆に、OBSの中の数字を、消したいときは、ツールの「記録を消す」ボタンを、使います。
配信を再開するときの、手順の例
前の配信の続きから、始めるときは、次の手順で、数字や設定を、確かめます。まず、OBSを起動して、各シーンに、切り替え、数字を表示するツールが、前回の値になっているかを、見ます。違っていたら、控えておいた数字を、設定パネルの、該当する欄に、入れ直します。新しい配信として、0から、始めたいときは、各ツールの「リセット」や「記録を消す」を、押します。始める前に、1回だけ、すべての場面を、見て回ると、配信中の、慌てる場面が、減ります。