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ツールが映らない・小さい・ずれるときの確認手順(OBSのブラウザソース)
ブラウザソースに、ツールを入れたのに、何も映らない。映っても、小さい。設定パネルが映り込んでいる。そういうときの、症状ごとの確認の順番を、まとめました。上から順に確かめれば、多くの場合、原因が見つかります。OBSのバージョンによって、項目の名前が、少し違うことがあります。
症状の一覧
| 症状 | まず疑うこと |
|---|---|
| 何も映らない | 目のマーク、URLの書き間違い、幅と高さ、ソースの順番 |
| 映るが、小さい、位置がずれる | 幅と高さが、キャンバスと違う |
| 設定パネルが、映り込む | URLに「#edit」が付いている |
| 文字が、はみ出す、切れる | ツールの文字の大きさと、枠の幅 |
| 数字が増えない | キーの入力が、ページに届いていない |
| 数字が、前の値に戻る | 保存先の違い、更新の設定 |
| マイクが反応しない | マイクの使用の許可 |
| カウントダウンが、すぐ終わる | 開始時刻が、すでに過ぎている |
何も映らないとき
次の順に、確かめます。
- 目のマーク:ソースの横の、目のマークが、オンになっているか。オフだと、映りません
- ソースの順番:そのソースの上に、不透明な画像や映像のソースが、重なっていないか。上にあるソースが、手前に映ります
- 幅と高さ:0になっていないか。極端に小さい値でも、ほとんど見えません
- URL:前後に、空白や、余計な文字が入っていないか。ふだんのブラウザに、同じURLを貼って、ページが開くかを確かめる
- 「ローカルファイル」のチェック:URLで入れたいのに、チェックが入っていないか。逆に、ファイルで入れたいのに、チェックが外れていないか
- キャッシュの更新:ソースの設定を開き、「現在のページのキャッシュを更新」を押す
ツールによっては、初めの状態で、何も出さない場合があります。たとえば、参加者抽選ルーレットは、名前を入れる前は、「参加者を設定してください」と出ます。歌枠セットリスト管理は、曲がないときは、「曲を追加してください」と出ます。どちらも、文字は出ているので、「何も映らない」とは、別の状態です。
URLで入れている場合は、通信の状態も、確認します。インターネットにつながっていないと、ページを、読み込めません。ふだんのブラウザで、ほかのページが開くか、確かめてください。
映るが、小さい、またはずれる
幅と高さの値が、キャンバスの大きさと、違うのが、ほとんどの原因です。OBSの設定の「映像」で、「基本(キャンバス)解像度」を確かめ、ブラウザソースの幅と高さを、同じにします。初めの値は、幅800、高さ600です。このままだと、フルHD(1920×1080)のキャンバスの、左上の一部だけが、使われます。
ソースの枠が、キャンバスより、小さいまま映っているときは、ソースを選んで、右クリックから「変換」の「画面に合わせる」を選ぶ方法もあります。ただし、無理に拡大すると、文字が、ぼやけることがあります。ツールの設定の「大きさ」を、変える方法のほうが、きれいに映ります。
設定パネルが、映り込む
画面に重ねる型のツール(カウンター、ティッカー、待機画面、ビンゴなど)は、URLの末尾に「#edit」が付いていると、設定パネルと、市松模様の背景が、出ます。OBSのURLの欄に、「#edit」が付いたURLを貼ってしまうと、配信の画面に、設定パネルが映ります。末尾の「#edit」を、取り除いてください。設定の内容は、「#」のあとに、「&」でつながった形で、残っていて構いません。「#edit」だけを、消します。
トークテーマガチャや、星取り表などは、設定の部品が、初めから、画面にあります。これらは、「表示専用にする」を押して、部品を隠す形で使います。URLの末尾に「#clean」を付けると、最初から、表示専用で始まります。
文字が、はみ出す、切れる
文字の大きさが、大きすぎると、枠の中に、収まりきらなくなります。ツールの設定パネルで、大きさを、下げてください。画面の幅1920に、全角の文字を並べたとき、1行に入る文字数は、文字の大きさで割った値が、目安です。たとえば、大きさ96なら、約20文字、大きさ64なら、約30文字です。
告知ティッカーは、1行で流れる作りなので、長い文でも、折り返さず、はみ出して流れます。流れるものなので、はみ出しは、問題になりません。ただし、画面の幅より、メッセージの合計が短いと、文のあとに、空白の時間ができます。
数字が増えない、または戻る
キーが、ページに届いていない可能性が、高いです。OBSの「操作」を開いて、その中を、クリックしてから、キーを押します(詳しくは「配信中にキーボードで数えるには」の記事を、見てください)。
数字が、前の値に戻るときは、次を確かめます。
- ふだんのブラウザで数えた数と、OBSの中の数は、別々に保存されます
- ブラウザソースの設定で、「シーンがアクティブになったときにブラウザを更新」が、オンだと、場面に切り替えるたびに、ページが読み込み直されます。数が、保存されないツール(プレイ中バナー、順番待ちボード)は、そのたびに、初めの状態に戻ります
- ローカルファイルで開いていたソースを、URLに切り替えた、またはその逆をしたときは、保存場所が変わり、前の数が見えなくなります
マイクが反応しない
マイク音量メーターは、初めに、マイクの使用の許可が必要です。OBSでは、ソースを右クリックして「操作」を開き、画面の中の「マイクを使う」を押します。許可を求める画面が出たら、許可を選びます。それでも反応しないときは、パソコンの設定で、使いたいマイクが、標準の入力機器になっているかを、確かめてください。
カウントダウンが、すぐ終わる
配信開始カウントダウンの「開始時刻で」の数え方は、今日のその時刻までを数えます。いまの時刻が、すでに過ぎていると、数字は0になって、終わりの文が出ます。日をまたぐ場合は、「分数で」の数え方を、使ってください。
確認の順番のまとめ
まず、ふだんのブラウザで、URLが開くかを確かめます。開くなら、ツールの側は、問題ありません。OBS側で、目のマーク、順番、幅と高さ、「ローカルファイル」のチェック、キャッシュの更新の順に、見ていきます。「ふだんのブラウザでは動くのに、OBSでは映らない」という場合は、この順で、ほとんど原因が見つかります。
確認のために、使える手がかり
原因が、すぐに分からないときは、確認する範囲を、狭めていく方法が、有効です。次の順で、試してみてください。まず、ツールのURLを、ふだんのブラウザで、開きます。ツールが、動けば、ツール側は、正常です。次に、OBSのブラウザソースを、いったん、削除して、作り直します。同じURLを、貼り直して、映るかを、見ます。それでも、映らなければ、OBSの別のシーンに、ソースを、置いてみます。シーンに、原因がないかを、確かめられます。
OBSの、ログ(記録)に、手がかりが、残っていることもあります。OBSの「ヘルプ」の中の、「ログファイル」から、見られます。難しい内容が、多いので、ここまで、見る必要が出るのは、まれです。
ソースを、複製したら、中身が、おかしくなりました。
複製したソースは、元と、同じURLを、読み込みます。保存されたデータも、共有されるため、数字が、同時に、変わることが、あります。別のURLにしたいときは、複製したあとに、URLを書き換えてください。
URLの、日本語が、文字化けします。
OBSに貼るURLに、日本語(設定した文字)が含まれていても、読み込めます。文字化けして、見えるときは、URLを、設定パネルの「この設定のURLをコピー」から、取り直して、貼り直してください。
OBSが、重くなりました。
ブラウザソースは、1つにつき、ブラウザを1つ、動かします。数が増えると、パソコンへの負担が、増えます。使っていないソースは、目のマークをオフにするか、削除してください。
更新しても、変わりません。
ブラウザソースの設定を開き、「現在のページのキャッシュを更新」を、押してください。それでも変わらなければ、URLを、ふだんのブラウザで開いて、変更が、反映されているかを、確かめます。
ツールの文字が、ぼやけます。
ソースを、拡大して、使っている可能性が、あります。ソースの大きさは、キャンバスと同じにして、文字の大きさを、ツールの設定で、変えてください。